中国の高等教育機関の学部・学科リストに新たに 24学科が追加
中国教育部(省)がこのほど発表した「2023年度普通高等学校学部・学科届け出・審査結果」(「普通高等学校」は高等教育機関を指す)によると、届け出があった新設学科ポイントは1456ヶ所で、審査を経て認可されたのは217ヶ所だった。授与される学位の学問分野や修業年限が調整された学科ポイントは46ヶ所だった。今回の届け出と審査、調整は、関連する高等教育機関の2024年度の学部学生募集計画に反映されることになる。人民日報が報じた。
今回、学科が増設や撤廃、調整されたのは3389ポイントで、過去最多となった。教育部高等教育司の責任者は、「新設されたのは1673ポイント、撤廃されたのは1670ポイントで、その数はほぼ横ばいだった。学科ポイントの増加数が最も多かった学問分野トップ3は工学、教育学、経済学だった。一方、管理学や芸術学といった学問分野の学科ポイント数は減少した。学問分野別で見ると、工学関連の学科ポイントが最も多く1322ヶ所で、全体の39%を占めた。地域別の分布を見ると、中・西部の高等教育機関の学科ポイントは1802ヶ所で、全体の53.17%を占めた。全体的に見ると、学科構造や地域ごとの分布はさらに最適化され、高等教育機関はさらに理性的に学科を設置するようになっている。
今回の高等教育機関の学部・学科の調整で、電子情報材料やソフトマター科学・工学、ハイパワー半導体科学・工学、バイオロジー・ブリーディング技術、復元生態学、健康科学・技術など、新たに24学科が学部・学科目録に組み込まれた。最新版の「普通高等学校学部・学科目録」には、93の学問分野と816学科が組み込まれている。教育部高等教育司の責任者は、「経済・社会の発展によるニーズの変化や学科レイアウトを総合的に考慮して、国がコントロールする専門分野の学科範囲を動的調整し、資源実地調査工学と看護学、助産学を国がコントロールする専門分野の学科に組み込んだ」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年3月20日
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