中国の都市発展の新たな傾向 北京・上海などがリード、新興都市が台頭
人民網日本語版 2024年03月21日15:15
中国発展研究基金会が20日、大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)と共同で発表した報告書「チャンスの都市2024」によると、中国では北京、上海、深セン、広州の4都市が引き続き都市の発展を牽引すると同時に、一部の都市が戦略的新興産業の発展に牽引されながら台頭する勢いを見せている。
都市は経済・社会発展の重要な担い手だ。同基金会の方晋事務局長は、「1978年以降、中国では都市化率が1年当たり1ポイント以上上昇しており、現時点で市街地エリアの人口が100万人以上の都市は93ヶ所に達して世界で最多だ」と説明した。
同報告書が観察の対象とした都市は57ヶ所で、中国の主要都市圏の複数の中心都市とハブ都市が含まれる。
同報告書は、「北京、上海、深セン、広州が引き続き都市の発展を牽引し、杭州、南京、蘇州、武漢、青島、成都がその後に続いて上位10都市に並んだ。都市圏を見ると、北京・天津・河北、長江デルタ、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)の3大都市圏の都市は安定し、成都・重慶都市圏、山東半島都市圏、長江中流都市圏の観察対象都市は全体として卓越した動きを見せ、都市圏発展の原動力と影響する範囲が拡大を続け、都市圏間の連結と、相互に牽引し合う状況が形成された」とした。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年3月21日
注目フォトニュース
関連記事
- 大学の門の上を電車が走る! ネットユーザー「全国でここだけ」
- 雄安新区の人材呼び込みプロジェクト「雄才カード」の発給枚数が1万枚以上に
- 北京で今年地下鉄路線3本開通へ 約9割のバス停から50メートル以内に地下鉄駅
- 中国で人口が最も多い広東省、毎日の「現在人口」は1.5億人 人口大省のメリットは?
- 義烏市の世界最大の日用品雑貨卸売市場が5ヶ国言語で「春節休み」のお知らせ発表
- 漢服を着れば蘇州の地下鉄が無料に!中国各地で春節の公共バス利用無料のサービス
- 山東省の漁港の街で生まれた年間生産高24億円以上の「巨大蒸しパン」とは!?
- 上海で100人が「上海の職人」に認定 花火師や標本制作などの職人が初選出
- 杭州の市街区域人口が1千万突破、10番目の「超大都市」に
- 漢服人気で地元産業に活気 山東省曹県
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn