騰格里砂漠に春を告げるプルナスモンゴリカ

人民網日本語版 2024年04月19日16:26
騰格里砂漠に春を告げるプルナスモンゴリカ

内蒙古(内モンゴル)自治区にある騰格里(トングリ)砂漠では、面積約6千ヘクタールに広がるプルナスモンゴリカの花が、満開の季節を迎えた。無数の花が黄金色の砂漠を覆い、この荒涼とした土地に春の息吹をもたらしている。「砂漠に春を告げる花」と言われるプルナスモンゴリカは、砂漠で最も開花時期が早い植物で、緑の葉より花の方が多い植物でもある。内蒙古自治区や甘粛省、寧夏回族自治区の一部の砂漠・高原エリアに主に分布しており、国際自然保護連合の「IUCN絶滅危惧種レッドリスト」に登録されている。中国新聞網が伝えた。

4月になると、大勢の観光客が、砂漠の花を鑑賞するために同自治区阿拉善(アルシャー)盟阿拉善左旗超格図呼熱蘇木(チョグトフレー・ソム)を訪れる。彼らは砂漠をそぞろ歩き、大自然の驚異や美しさを心ゆくまで楽しんでいる。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年4月19日

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