6月17日は、29回目の世界砂漠化・干ばつ対処の日だ。中国で行われた記念イベントによると、中国共産党第18回全国代表大会の開催以来、中国の砂漠化対策は非常に大きな成果を上げた。砂漠化対策が行われた土地は累計2033万ヘクタールに達し、対策可能な砂漠化した土地の53%で砂漠化対策を講じられたという。2009年と比較すると、岩石砂漠化と砂漠化した土地はそれぞれ500万ヘクタール、433万ヘクタール減少し、砂漠化エリアの植生の平均カバー率は2.6%上昇した。砂嵐の天気は1960年代の年平均20.9回から、過去10年間近くは同8.5回に減少した。国連が打ち出した2030年までに土地劣化の中立性を実現するとの目標を前倒しで実現し、国際社会から広く高く評価された。
中国は岩石砂漠化が非常に深刻な国の1つで、全国の岩石砂漠化した土地の面積は257万3700平方キロメートルあり、国土面積の26.81%を占める。砂漠化した土地は168万7800平方キロメートルあり、国土面積の17.58%を占める。国は「三北(東北、西北、華北)」防護林プロジェクトの建設、耕作地の森林・草原への転換、北京・天津黄砂発生源対策など複数の重点生態プロジェクトを相次いで実施し、砂漠化対策の法律・法規システムを日に日に整備し、グリーンで人々に恩恵が及ぶ著しい成果を上げ、自然の法則に合致し中国の国情に合致した中国の特色ある砂漠化対策の道を歩んでいる。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年6月20日