1万トン級の河川・海上直行輸送船が初めて夔門を通過　重慶

5月8日午後1時、重慶市奉節県で、三峡ダムエリアにある夔門を通過する、1万トン級河川・海上直行輸送船「創新5号」（撮影・龍帆/写真著作権は人民図片が所有のため転載禁止）。

重量約5400トンの輸入穀物を積載した新型の河川・海上直行輸送船「創新5号」が8日正午、重慶市奉節県にある夔門を通過した。同船は、浙江省舟山市から重慶に至る河川・海上直行輸送航路で初めて運航された輸送船となった。舟山から長江中流にある中継港まで海上輸送を行い、さらにその中継港から長江上流にある川渝地区（四川省および重慶市）までは河川輸送するという従来の運航スタイルの場合、所要時間が通常35日間ほどかかっていた。しかし現在は、河川・海上直行輸送という運航スタイルを採用することで、舟山から重慶までの輸送所要期間がわずか15日間にまで短縮され、時間と物流コストを大幅に節約できるようになっている。人民網が伝えた。（編集KM）

「人民網日本語版」2024年5月9日