中国、パキスタンの多目的通信衛星を打ち上げ
人民網日本語版 2024年05月31日11:23
中国は西昌衛星発射センターで30日午後8時12分、キャリアロケット「長征3号B」を使い、パキスタンの多目的通信衛星を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に入り、打ち上げ任務が無事成功した。
同衛星は東方紅4号強化型プラットフォームを採用し製造されたもので、複数の通信・航法強化業務ペイロード及びユーザー搭載ペイロードを搭載し、パキスタン本土や周辺地域などにテレビ、ラジオ、エリア拡張通信、高スループットブロードバンド通信、衛星航法補強システムなど複数種類のサービスを提供する。これはパキスタンの衛星通信市場の持続可能な発展と多目的の拡大と応用に対して重要な意義を備え、中国・パキスタンの友好の深化と「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの実践に対しても積極的な促進的役割を果たす。
同衛星の打ち上げ成功は、中国・パキスタン宇宙協力の新たなマイルストーンだ。同プロジェクトは長城公司とパキスタン側の「Paksat-1R」及び「PRSS-1」に続く第3の衛星協力プロジェクトとなっている。同プロジェクトの実施はパキスタンの社会・経済の全面的な発展を促進し、国の通信安全を保障する。共同開発への参加を通じて、パキスタンの衛星研究開発・製造の経験を持つ多くの管理・技術人材を育成し、パキスタンの独自の宇宙能力の発展のために豊富な人材を確保していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年5月31日
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