新疆に通過するだけで荷物検査ができるスマートゲートを導入
外国人旅行者は、新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)地窩堡国際空港に到着後、パスポートを持って、税関検査場の荷物検査スマート自動化ゲートを通過するだけで、そのまま入国ができるようになっている。同空港の税関の旅客検査科の帕爾哈提·吐爾遜科長によると、旅客の荷物に持ち込みが禁止されているものが入っていなければ、預けた手荷物を受け取った後、そのまま税関を通過することができ、列に並ぶ時間と待ち時間「0」、荷物の移動、検査なしを実現している。
烏魯木斉地窩堡国際空港の税関の荷物検査場には、現在すでにスマート自動化ゲートが4本設置されており、顔認証を通して、スピーディー、かつ正確に本人確認を行い、数秒で、旅客の情報を確認・分析し、モニタリング・早期警戒能力を効率的に向上させている。また、預け荷物のピッキングポイントと手荷物検査ゲートには、保安検査装置(X線CT検査装置)、新型高度化CT検査装置がそれぞれ設置されており、預けた荷物を100%事前に検査したうえで、手荷物をスマート自動化ゲートで検査することで、中国に入国した旅客が、預けた荷物を受け取ると、そのまま通関手続きを行うことができ、「無感通関」を実現している。
キルギスの首都ビシュケクやカザフスタンの首都・アスタナ、タジキスタン共和国の首都・ドゥシャンベ、ジョージアの首都・トビリシなどと結ぶ国際線が開通し、烏魯木斉地窩堡国際空港は、中国が世界各地と交流する架け橋となっている。世界のさまざまな国や地域から来る旅客が利用する同空港の税関は、便利な税関手続きシステムを採用し、デジタル化へのモデル転換、スマート化のアップデートを進め、通関を円滑化する措置を継続的に推進しているため、税関の通関効率が高まり続けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月17日
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