中国の張芸謀監督が映画版「三体」の監督に

中国の大手映画スタジオ「光線伝媒」の王長田董事長は今月16日に開催された「第26回上海国際映画祭」開幕フォーラムで、同社と三体宇宙（上海）文化発展有限公司が共同開発する映画「三体（THE THREE-BODY PROBLEM）」のメガホンを、巨匠・張芸謀（チャン・イーモウ）監督が取ることになったと発表した。

「三体」は、SF作家・劉慈欣が手掛ける長編SF小説シリーズで、「三体」、「三体II 黒暗森林（THE DARK FOREST）」、「三体III 死神永生（DEATH'S END）」の三部作。地球の人間と異星人・三体星人の交信、生死をかけた戦い、2つの文明の宇宙における発展と衰退を描き出している。第一作の「三体」は、翻訳家の劉宇昆が英語に翻訳し、第73回ヒューゴー賞の長編小説部門を受賞した。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年6月19日