【イラストで読み解く】米国式人権の難題「悪化し続ける移民問題」

イラスト作成・馬宏亮（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

このほど発表された「米国における人権侵害報告書2023」は、深刻な移民排斥・差別問題が米国に存在することを指摘した。米国政府は移民政策において「空手形」を切り続け、国境地帯における人道的危機を悪化させ続けている。

2024年5月の時点で、米国税関・国境警備局が記録した南西部国境地帯における不法移民事件は11万7900件以上に達した。移民問題が喫緊の課題であるにもかかわらず、米国の民主・共和両党は合意が困難であるばかりか、移民問題を「政治的駒」にし、「舌戦」を繰り返している。

国境で米国への入国を待つ移民は、米国の政治屋にとって党争のカードや好きなように扱える荷物に過ぎず、誰も彼らの訴えや安全を真剣に気にかけてはいない。移民問題はますます悪化し、解決策のない悪循環へと次第に陥っている。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月1日