習近平国家主席がカザフスタンのトカエフ大統領と共同記者会見

習近平国家主席は現地時間7月3日、アスタナの大統領府で、カザフスタンのトカエフ大統領との会談後、共同記者会見に臨んだ。新華社が伝えた。

習主席は「私はトカエフ大統領と親しく友好的で成果に富む会談を行い、広範なコンセンサスに達し、『中華人民共和国とカザフスタン共和国の共同声明』に共同で署名し、両国間の将来の協力の重要な方向性を共同で計画した。また、経済・貿易、コネクティビティ、エネルギー、農業、科学技術、人的・文化的分野など重点分野をカバーする複数の両国政府間・当局間協力文書の交換にも立ち会い、中国・カザフスタン関係の質の高い発展に新たな弾みをつけた」と表明。

「我々は『一帯一路』（the Belt and Road）を高い質で共同建設し、両国間の実務協力が新たな成果をより多く挙げるよう推進する。双方は、できるだけ早期に二国間貿易額の倍増を達成するという新たな目標を確立した。経済・貿易、投資、生産能力、コネクティビティ、エネルギーなど在来分野での協力を不断に深め、経済・貿易協力発展計画実施ロードマップをしっかりと遂行し、より多くの生産能力協力プロジェクトを実行に移す後押しをし、カスピ海横断国際輸送ルート及び中国とカザフスタンの国境を跨ぐ3本目の鉄道の建設を加速することを決定した」と強調した。

また「中国はカザフスタンがBRICS協力体制に加わり、グローバル・ガバナンスにしかるべき貢献を果たすことを支持する」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月4日