中国における外国の知的財産権出願件数が年々急増

人民網日本語版 2024年07月09日15:15

中国における外国の知的財産権の出願件数、取得件数、保有件数が年々急増中だ。2023年の国外出願者の中国における有効発明特許保有件数は、前年比5%近く増の90万件を突破した。有効商標登録件数は同3.4%増の210万件を突破。これは中国の知的財産権保護に対する外資系企業の揺るぎない自信を十分に示した。新華社が伝えた。

これはこのほど開かれた国家知的財産権局外資系企業知的財産権保護座談会で明らかになった情報だ。

国家知的財産権局の申長雨局長は、「国家知的財産権局は近年、中国内外の経営主体の知的財産権の平等の扱いと平等の保護を終始堅持している。トップレベルデザインを持続的に改善し、管理体制の最適化と法治建設の強化を行い、保護の有効性を向上させ、国際協力を深化させている。知的財産権のガバナンス能力・水準の向上を実現し、各国の企業及びイノベーション主体のための公平な競争のビジネス環境を構築している」と述べた。

アストラゼネカの出席者代表は、「中国国家知的財産権局は22年5月に、当社のある重要製品の2種の製剤特許に対して、その特許権の有効性を維持する決定を下した。これは関連製品市場及び当社の対中投資の自信を大きく安定させ、当社の中国での90億元(1元は約22.1円)近くの追加投資を次々と促した」と述べた。

フォードの出席者代表は、「当社は現在、中国で約9000件の特許と1500件の登録商標を保有している。中国の急速に整備された知的財産権保護環境は、当社のイノベーションの発展をさらに促進した」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年7月9日

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