中国国家知的財産権局は6月30日、「2022年中国知的財産権保護状況」白書を発表した。同白書は、中国の知財権保護社会満足度は22年にさらに上がり81.25点に達し、全体的に良好な段階に入ったとした。人民日報海外版が伝えた。
同白書によると、中国政府は22年に知財権の厳格な保護、大規模な保護、急速な保護、同等の保護に持続的に取り組んでおり、知財権審査・登録件数が増加を保った。22年末時点の中国の有効発明特許件数は前年同期比17.1%増の421万2000件、有効実用新案の特許件数は同17.2%増の1083万5000件、有効意匠の特許件数は同9.7%増の283万2000件。
同白書は、「中国政府は22年に世界知的所有権機関などの国際機関及び各国・各地域の知財権機関との交流・協力を持続的に深めた。世界知財権ガバナンスに深く参加し、知財権保護の共同強化を呼びかけた。意匠の国際登録に関するハーグ協定と「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」が中国で正式に発効した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年7月3日