「神舟18号」乗組員の「宇宙出張」期間が半分過ぎ 各ミッションが順調

人民網日本語版 2024年07月31日13:44

4月25日の軌道上への打ち上げから現在まで、有人宇宙船「神舟18号」の乗組員は軌道上ですでに3ヶ月滞在している。現在、葉光富宇宙飛行士、李聡宇宙飛行士、李広蘇宇宙飛行士は心身共に良好な状態にあり、複数の宇宙科学実験・試験ミッションが順調に進んでいる。中央テレビ網が伝えた。

中国有人宇宙事業弁公室は7月28日、中国の宇宙ステーションの最新の動画を公開した。「神舟18号」3人の乗組員はこのほど、骨量減少防護技術研究など一連の無重力防護実験を完了した。骨量減少対抗装置、超音波検査、神経筋肉刺激装置などの機器・設備を利用し、宇宙飛行士の軌道上滞在期間中の健康を守り、各種宇宙実験・試験ミッションの円滑な実施を保証した。

また乗組員は宇宙ステーションで、目と手の協調運動能力の変化法則研究・テストを実施し、宇宙飛行士の細かい操作制御の安定性、正確性、協調性の変化法則をさらに研究し、その後のミッション手順とマンマシンインタラクションの設計の参考になる。現在、乗組員はすでに軌道上で90日間以上滞在している。宇宙・地上の協働により、2回の船外活動を無事遂行し、担当する宇宙材料科学、宇宙生命科学、宇宙医学などの分野における実験・試験プロジェクトを着実に安定的に進めている。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年7月31日

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