中国予備宇宙飛行士第4期選抜が終了　香港・マカオから各1人

中国有人宇宙事業弁公室（CMSA）が11日に明らかにしたところによると、中国の有人宇宙事業予備宇宙飛行士第4期選抜がこのほど終了し、予備宇宙飛行士10人が最終的に選ばれた。これにはパイロット8人とペイロードスペシャリスト（PS）2人が含まれ、PSは香港と澳門（マカオ）の両特別行政区からそれぞれ1人が選ばれた。10人は今後、中国宇宙飛行士科学研究訓練センター（ACC）で全面的・系統的な訓練を受けることになる。

中国の有人宇宙事業予備宇宙飛行士第4期選抜は2022年下半期に全面的にスタートし、第1回選抜、第2回選抜、最終選抜が行われた。今回は初めて香港・マカオ地区でPSの選抜が行われ、両地区の各界や社会から大きな支持と積極的な参加があった。

中国の宇宙飛行士選抜訓練システムは現在、より成熟して整ったものになっている。有人宇宙活動の国際協力が踏み込んで推進されるのにともなって、今後は海外の宇宙飛行士が選抜訓練に参加し、中国の宇宙ステーションで飛行任務を遂行することになると予想される。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年6月11日