各国大使らが河北省訪問、「中国企業とのグリーンエネルギー協力を希望」
人民網日本語版 2024年08月23日16:23
「国家風光儲輸実証基地」の近くにある風力発電機と太陽光パネル(撮影・于洋)
「グリーン河北、風光無限」をテーマとする「駐中国大使の河北省訪問」活動(外交部<外務省>主催)の一行が21日、河北省張家口市張北県を訪れた。23ヶ国の駐中国大使や外交官、国際機関の駐中国代表ら30人余りが張北県にある「国家風光儲輸(風力・太陽光発電とその蓄電及び送電)実証基地」を訪れ、グリーンエネルギー産業の革新的な成果を視察した。人民網が伝えた。
「国家風光儲輸実証事業」の模型を前に職員から説明を受ける各国大使や代表ら(撮影・方童)
「国家風光儲輸実証事業」は、風力発電、太陽光発電、蓄電システム、スマート送電を一体化した世界最大規模の新エネルギー発電所実証事業。2024年5月末時点で、累計発電量は120億kWhに達した。「国家風光儲輸実証事業」は、大規模な新エネルギーの送電網への集中的接続や統合的利用といった世界的な課題を克服し、風力と太陽光の発電・蓄電・送電の相乗的発展の道筋を探ることに成功し、グリーンエネルギーの発展に新たなプランを示した。
取材に応じるイランのモフセン・バフティヤール駐中国大使(撮影・方童)
「国家風光儲輸実証事業」は各国大使や代表に強い印象を残した。イランのモフセン・バフティヤール駐中国大使は、中国企業とクリーンエネルギー分野で協力し、こうした新技術をイランの電力産業にも応用したい考えを示し、「この方面でイランには大きな潜在力がある。イランの中部地域には高効率の日照条件があり、再生可能エネルギーの発展に適している」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月23日
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