懐柔科学城、29の施設・プラットフォームが年内に科学研究の段階に
26日、北京市党委員会宣伝部と北京市人民政府新聞弁公室が企画・開催した「新中国成立75周年を迎える」シリーズテーマ記者会見において、同市懐柔区党委員会副書記で区長の梁爽氏は「懐柔科学城はすでに世界の重要科学技術インフラが最も密集し、国家戦略科学技術力システムが最も整った地域になっている」と述べた。同区党委員会常務委員で副区長の丁明達氏は、「懐柔科学城はすでに運営を中心とする新たな段階に入った。第13次五カ年計画期間(2016-20年)に計画された29の施設・プラットフォームの土木工事がすべて完了しており、年末に科学研究の段階に入る」と説明した。科技日報が伝えた。
梁氏は、「懐柔科学城は37の科学施設を計画・建設。国家実験室、全国重点実験室、新型研究開発機関、ハイレベル研究型大学、テクノロジーリーディングカンパニーなどのイノベーション主体を集積した。現在当区の科学研究者は2万3000人で、重要科学技術成果は227件」とした。
懐柔科学城管理委員会副主任の蘭雄景氏は、「当科学城のビッグサイエンス装置である高エネルギーシンクロトロン放射光源の貯蔵リングが完全に接続されるとともに、共同調整段階に入った。マルチモーダル・クロススケール生物医学イメージング施設の国による検収が加速している。第13次五カ年計画で計画された29の施設・プラットフォーム以外に、第14次五カ年計画期間(2021-25年)に新たに計画された人類器官生理病理シミュレーション装置などの8つの科学施設プロジェクトが続々と着工している」と補足した。
蘭氏はさらに、「当科学城は今年新たに北京・天津・河北国家技術イノベーションセンター懐柔センターを設立し、国家破壊的技術実用化プラットフォームと懐柔独自の技術加速プラットフォームを重点的に構築した。また中国技術取引所懐柔科学城科学技術成果実用化サービスセンターを設立し、64万平方mの都市リビングを完成させ、18平方kmの先端計器・センサー産業モデルエリアを構築した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年8月29日
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn