予約400万人超! ファーウェイが世界初三つ折りスマホを発表
(画像著作権は東方ICが所有のため転載禁止)
華為(ファーウェイ)は10日に広東省深セン市で、世界初の三つ折りスマートフォン「HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN」を発表した。ヒンジ(ちょうつがい)システムや耐屈曲性を備えたディスプレイなど、多くの技術でブレークスルーを達成し、価格は1万9999-2万3999元、日本円にして約40-48万円。この日、公式オンラインショップの「VMALL」で予約した人は400万人を超えた。
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ファーウェイのエグゼクティブディレクター兼コンシューマービジネスグループCEO、インテリジェントオートモーティブソリューションBU CEOの余承東(リチャード・ユー)氏は、「この三つ折りスマホの開発成功はヒンジとディスプレイのイノベーションによるところが大きい。ヒンジについては、独自開発の精密なヒンジシステムにより、内側と外側のどちらにも折り曲げることができる。ディスプレイについては、10.2インチの大型ディスプレイは、内側に折れ曲がる時にかかる圧力と外側に伸びる時にかかる圧力のどちらにも耐えられる強度を備えている」と説明した。
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中国のスマホメーカーはここ数年、構造や材料、技術など各方面で折りたたみ技術の研究を進め、特にヒンジ、ディスプレイ、バッテリー、通信などの重要分野で持続的にイノベーションを成し遂げてきた。国際市場調査機関IDCのまとめたデータによると、2023年の中国折りたたみスマホ市場の出荷台数は前年同期比114.5%増の約700万7000台だった。19年に最初の製品が登場して以来、中国折りたたみスマホは4年連続で増加率が100%を超えた。
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(編集KS)
「人民網日本語版」2024年9月13日
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