「アンドロイドに取って代わる」鴻蒙OS、多くの大学でカリキュラムを開設
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アプリケーションのトップメーカーが華為(ファーウェイ)技術有限公司の独自開発の基本ソフト(OS)「鴻蒙(Harmony)」のネイティブアプリの開発をスタートしたのにともなって、鴻蒙の開発者が人材不足に陥っている。
ファーウェイ及び鴻蒙系ソフトウェアメーカーは目下、鴻蒙の開発者を積極的に育成している。うち産業と大学が連携し、産業と教育が融合して鴻蒙エコシステムの人材を育成することが重要なルートになっている。すでに多くの大学が鴻蒙OS関連のカリキュラムを開設したか、これから開設するという。
鴻蒙エコシステムのある内部関係者によると、現在、鴻蒙の開発人材が不足する一方で、アンドロイドの開発者は相対的に過剰だ。鴻蒙の技術者の待遇がアンドロイドの開発者より良いため、たくさんの開発者が鴻蒙開発に転向する意向を示しているという。
南京大学の劉欽教授は、「2010年にアンドロイドのエコシステムがスタートした時、南京大学はすぐ関連カリキュラムを開設した。アンドロイドは当時の先進科学で、あれほど大規模なオープンソースのスマートフォン用OSは見たことがなかった。私たちはアンドロイド開発カリキュラムを開設した。今はIoE(インターネットで全てのものをつなぐこと)の時代で、鴻蒙OSが提供する全体的なアプローチはIoEに焦点を当て、各種デバイスの接続を可能にするもので、私たちはモバイルインターネットの時代にあって、学生がこれからソフト開発の仕事に従事するときには、鴻蒙OSを身につけることがぜひとも必要であると考えているため、このタイミングでこのカリキュラムを開設することにした」と説明した。
また劉教授は、「当校のこのカリキュラムは選択必修科目で、選択する学生が150人から180人の間と見込んでいたが、実際は230人以上に達しており、当校の予想を超えていた。ここから学生がやはり鴻蒙OSを学びたがっているということがわかった」と述べた。劉教授は以前に公開の場でアンドロイドの代わりに鴻蒙を使用することの意義について、「鴻蒙OSは選択肢が一つ増えるというものではなく、アンドロイドに取って代わるものだ」と述べている。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年12月18日
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