情報ネットワーク施工の競技で中国の選手が初出場で金メダル獲得

人民網日本語版 2024年09月20日16:48

世界がデジタル時代に突入するにつれて、情報ネットワーク施工を専門とする人材のニーズが年々高まっている。今月15日に閉幕した第47回技能五輪国際大会の情報ネットワーク施工の競技で、中国・天津出身の李宏宇さん(20)が優勝した。

技能五輪国際大会の情報ネットワーク施工の競技は、イーサネットやローカルエリアネットワーク(LAN)、オフィスネットワーク/ホームネットワークなどの技術を駆使して、情報通信ネットワークの構築を行う技能を競う。今回初出場となった技能五輪国際大会で優勝した李さんは、「何年も努力して、日本の連覇を阻み、金メダルを手にした」と喜びを語った。

2004年に天津で生まれた李さんは、天津市電子情報技師学院に入学して勉強し、2021年初めに、複数回にわたる選抜を勝ち抜き、競技チームのメンバーに選出された。

その腕を着実に磨いてきた李さんは昨年9月、中国の第2回全国技能大会の情報ネットワーク施工の競技で見事優勝し、技能五輪国際大会出場に向けた国家強化訓練チームのメンバーに選ばれた。

今年3月、臨機応変な対応力や高い創造力が評価された李さんは、集中審査でトップの成績を収め、技能五輪国際大会の出場権を獲得。さらに、今回見事優勝した。

デジタル化時代において、ケーブルが万物のインターネットを実現する。そして、インターネットの基礎となるのがケーブリングだ。複雑に入り組んだケーブルの中から、目的に適したケーブルを選び、正しい方法で、かつ迅速に施工するには何が必要なのだろうか?それは、高い技能と忍耐力だ。若さ溢れる李さんは今回、それらを持ち合わせていることを見事に証明して見せた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年9月20日

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