2000年以上の歴史を誇る水路「鄭国渠」

人民網日本語版 2024年09月24日14:26

陝西省では初めてとなる「世界かんがい施設遺産」に指定された「鄭国渠」(ドローンで撮影・孫挺)。

陝西省では初めてとなる「世界かんがい施設遺産」に指定された「鄭国渠」(ドローンで撮影・孫挺)。

陝西省では初めてとなる国際かんがい排水委員会の「世界かんがい施設遺産」に指定された「鄭国渠」は、涇陽県の北西25キロの涇河の北岸に位置している。紀元前246 年に起工し、韓の水利技術者・鄭国の提案に基づいて秦の始皇帝が建設した大型灌漑水路。西の涇河の水を東の洛河へと送る水路で、長さは 300キロ以上にも達する。人民網が報じた。

紀元前 246 年に起工し、韓出身の水利技術者・鄭国の提案に基づいて秦王政が建設した「鄭国渠」(ドローンで撮影・孫挺)。

紀元前 246 年に起工し、韓出身の水利技術者・鄭国の提案に基づいて秦王政が建設した「鄭国渠」(ドローンで撮影・孫挺)。

2000年以上の月日を経た今も水が常に流れている「鄭国渠」は、古代の労働者の知恵の結晶であり、中華民族の悠久の歴史と輝かしい文化の生きた証しだ。

水路の両岸には、青々とした作物を栽培する田畑が広がり、その広大な田畑を潤す張り巡らされた水路(ドローンで撮影・孫挺)。

水路の両岸には、青々とした作物を栽培する田畑が広がり、その広大な田畑を潤す張り巡らされた水路(ドローンで撮影・孫挺)。

そんな「鄭国渠」に沿って歩き、歴史を感じ、時空を超えて今も心を震わせる感動を体験してみよう。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年9月24日

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