中国、世界の53回の重大自然災害にデータ支援を実施
人民網日本語版 2024年09月24日15:17
地球観測に関する政府間会合(GEO)中国事務局のデータによると、中国は2016年以来、GEOの枠組み内で世界36ヶ国の53回の重大自然災害の災害後観測とデータ支援サービスを実施した。その中で、30基以上の中国の高品質リモートセンシング衛星を使用し、災害状況の現地検証と分析・評価のためのタイムリーなデータ取得、共有、分析を実現した。新華社が伝えた。
これは23日に浙江省杭州市余杭区で行われた2024年地球観測に関する政府間会合活動計画プロジェクトシンポジウム及びオープンデータ・オープンナレッジシンポジウムで明らかになったものだ。
GEOは2005年に設立された世界の地球観測分野で最大の政府間協力機関だ。中国はその創設国及びアジア・オセアニア地域を代表する共同議長国だ。
中国科学技術交流センターの高翔センター長は、「GEOは過去10数年にわたり世界各国のグローバル統合地球観測システムの能力構築に重要な開発機会を提供してきた。創設国の中国は常にGEOの活動を非常に重要視している。各国と協力してグローバル統合地球観測システムの建設を推進し、『データ共有』から『ナレッジサービス』への転換を促進している」と述べた。
シンポジウムではさらに、地球観測データ、ナレッジ、人工知能が国境を越え、人類社会に利益をもたらすよう呼びかける「GEO中国杭州共同行動イニシアティブ」が発表された。
同シンポジウムはGEO事務局と中国科学技術交流センターが共催。中国、米国、欧州委員会などのGEO加盟国(地域)及び国際機関の計400人の代表者が出席した。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年9月24日
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