中国、59・60基目の北斗測位衛星を打ち上げ

人民網日本語版 2024年09月20日14:49

中国衛星測位システム管理弁公室によると、中国は19日午前9時14分に西昌衛星発射センターでキャリアロケット「長征3号B」と「遠征1号」上段ロケットを使い、59、60基目の北斗測位衛星を打ち上げた。人民網が伝えた。

この衛星群は中軌道(MEO)衛星で、中国の北斗3号世界衛星測位システムが完成しサービス開始後に打ち上げられた2組目のMEO衛星だ。軌道に投入され軌道上試験を完了した後には北斗衛星測位システムに接続される。

今回打ち上げられた2基の衛星は、北斗3号世界衛星測位システムの正確で安定的な運営を保証する上で、次世代北斗システム新技術の試験・試用を実施する。前期のMEOネットワーク構築衛星と比べると、同衛星群は原子時計のスペックをアップグレードし、新型衛星間リンク端末を搭載。ネットワークを組み、作業開始した後、北斗3号世界衛星測位システムの信頼性及び測位・ナビゲーション・時報、世界ショートメッセージ通信などのサービス性能をさらに高めることになる。北斗システムの安定運営と北斗の大規模応用を支えると同時に、次世代北斗測位衛星の技術高度化のための関連試験を実施する。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年9月20日

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