海南省三亜と広東省湛江を結ぶヘリコプターが初飛行 所要時間は60分

人民網日本語版 2024年09月30日14:16
海南省三亜と広東省湛江を結ぶヘリコプターが初飛行 所要時間は60分
海南省三亜天涯ヘリポートで撮影された海南省三亜と広東省湛江を結ぶ初飛行を行ったヘリコプター(9月29日撮影・蒲暁旭)。

海南省三亜市と広東省湛江市を結ぶヘリコプター路線が9月29日、無事初飛行を終えた。これは、中国南方航空が開設した路線で、所要時間は60分となっている。新華網が伝えた。

今回の初飛行には、シコルスキー・エアクラフト社が開発した双発ターボシャフトエンジンの中型ヘリコプター(定員12人)が使用された。同機は、三亜天涯ヘリポートを離陸し、湛江新塘ヘリコプター離着陸場まで直行して着陸。テスト飛行運営期間中は主にチャーターサービスを提供する予定で、利用客には、カスタマイズされたフライトプランが作成され、効率的かつ便利に海を渡る新体験を楽しむことができる。

三亜天涯ヘリポートと湛江新塘ヘリコプター離着陸場は、一般空港としての独特の利点を存分に活用している。大型空港に比べ、チェックイン・セキュリティ検査・搭乗手続きがよりスムーズかつスピーディに行われ、出発までの待ち時間が大幅に短縮され、まさに、「思いたったら、すぐ飛べる。思いたったら、すぐ移動できる」を実現する。また、この2ヶ所はいずれも市街地から近く、地理的優位性も備えている。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年9月30日

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