広東省広州市の夏が過去最長の235日に 11月13日の最高気温は30度

人民網日本語版 2024年11月14日16:31

中国北方エリアの多くの地域が最近、続々と「冬入り」を発表している。一方、南方エリアを見ると、今月13日の時点で、広東省の多くの地域は「秋入り」も発表していない。広州市に至っては、夏が過去最長を更新し、235日続いている。13日、広州の最高気温は30度に達した。中国新聞社が報じた。

広東省の気象当局によると、今年下半期は、強い寒気が同省に流れ込んで気温が下がるというケースが少なく、中・南部の市や県では依然として「秋入り」していない。

広州市気象当局によると、同市は今年3月23日に「夏入り」した。同市の例年の平均「秋入り」日は11月9日だが、今年は13日の時点でも「秋入り」しておらず、夏が235日間続いている状態となった。これまで、広州で夏が最も長かったのは1994年で、234日間だった。広州の今年の夏は過去最長となった。

気象専門家は、今の気温の状況からして、広州は依然として「秋入り」の条件が整っておらず、しばらくは「夏」が続くと予想している。広州が「秋入り」するためには寒気の襲来が必要だが、次に寒気が同市に広東省に流れ込むのは18日となる見込みであるため、夏の最長記録の更新がしばらく続きそうだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年11月14日

注目フォトニュース

関連記事