中国発RPG「黒神話:悟空」が「ザ・ゲームアワード」の4部門にノミネート
9月25日、杭州大会展中心(エキシビションセンター)に設置された中国初の国産AAAゲーム「黒神話:悟空」のコーナーで記念写真を撮影する男性。
コンピューターゲーム業界の功績を讃える年次表彰式典「ザ・ゲームアワード(TGA)2024」は北京時間今月19日早朝、微博(ウェイボー)の公式アカウントを通じて各賞のノミネート作品を発表した。そして中国初の国産AAAゲーム「黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)」が、「Game of the Year」を含む4部門にノミネートされた。
年間を通じて最も優れたゲームに贈られる「Game of the Year」にノミネートされた「FF7 リバース」と「アストロボット」は最多7部門にノミネートされ、「黒神話:悟空」にとって、最大のライバルとなっている。
「黒神話:悟空」は、「Game of the Year」のほか、「Best Game Direction」、「Best Action Game」、「Best Art Direction」の計4部門にノミネートされた。
「黒神話:悟空」がノミネートされた4部門。
TGAに中国の国産ゲームがノミネートされるのは「黒神話:悟空」が初めて。最終的に受賞作品になるかに関わりなく、中国の国産ゲームにとっては快挙となった。
「黒神話:悟空」はこれまでに、中国国産ゲームの各販売記録を次々と塗り替え、世界でも大ヒットの様相を呈している。ビデオゲーム調査会社「VG Insights」によると、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」における、「黒神話:悟空」の販売本数はすでに2200万本、売上高は11億ドル(1ドルは約154.8円)に達している。またPS5向けのパッケージ版「黒神話:悟空」が12月12日に北米や欧州で発売されることになっているほか、来年には韓国や東南アジアの市場にも進出することになっており、販売数はさらに伸びる見込みだ。
TGAの授賞式は12月13日に米ロサンゼルスで開催されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年11月21日
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