中国初の商業宇宙発射場、初の打ち上げに成功

人民網日本語版 2024年12月02日13:17

11月30日午後10時48分、中国初の商業宇宙発射場である海南商業宇宙発射場の初打ち上げは無事成功を収めた。人民日報が伝えた。

海南商業宇宙発射場は海南国際商業宇宙発射有限公司により投資・建設、そして運営・管理され、878日で完成し、1回目の打ち上げに成功した。

初打ち上げの第2発射施設は中国初の汎用中型液体発射施設で、直径3.35-5mの20機種近いロケットの打ち上げに適しており、水平組立、水平試験、水平輸送の「三平」高速測定・打ち上げモードを採用し、高効率の打ち上げを実現するための強固な基礎を築いた。打ち上げは最速で3日、打ち上げ後の状態回復には最長で7日を要する。

同発射場の完成と初打ち上げの成功は、中国に商業宇宙発射場がない空白を埋め、衛星ロケットの製造、商業発射場のテストと打ち上げ及び衛星データ応用サービス商業宇宙産業全チェーンを完成させ、中国の宇宙打ち上げ能力を高めるだけでなく、中国の民間用・商業用の大規模な低軌道衛星コンステレーションのミッションのために、宇宙インフラプロジェクトの建設などに強力な打ち上げ保証を提供している。(編集ES)

「人民網日本語版」2024年12月2日

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