謝鋒駐米大使「米国の青少年1万4千人が『5年間5万人』構想で訪中」

人民網日本語版 2024年12月09日16:20
謝鋒駐米大使「米国の青少年1万4千人が『5年間5万人』構想で訪中」

中国の謝鋒駐米大使は6日、中国大使館で開催された中米の若者による人的・文化的交流をテーマとしたイベントで、「中国が『5年間5万人』構想を打ち出してから1年間で、すでに米国の青少年1万4千人が交流や学びのために中国を訪問した」と述べた。新華社が伝えた。

謝大使によると、中国は「5年間5万人」構想のために「YESプロジェクト」を立ち上げた。米国の青少年が交流や学びのために中国を訪れることで、両国の若者が理解し合い親交を結ぶための効果的な場が築かれ、中国を知るための重要な窓が開かれ、中米両国民の友好に新たな章が綴られた。

謝大使は「過去数年間に両国の若者間の人的・文化的交流は逆風や逆流に遭遇したが、それでも双方の努力によって、勇気づけられる良い知らせが少なからず耳に入ってきている。私達は引き続き妨害を排除し、歴史の歯車を逆転させることに反対し、一致団結して前進し、両国間の人的・文化的交流のために道を敷き、橋を架け、中米関係の源水がたゆまず湧きあがり流れ続けるようにするべきだ。両国の若者が歴史のバトンを受け継ぎ、中米関係の安定的で健全かつ持続可能な発展のために責務を担い、正しい認識を確立する先駆者、対話と協力を推進する実践者、素晴らしい未来を共に創る開拓者となることを希望する」と述べた。

イベントには、交流や学びのために今年訪中した米国の教員や学生の代表、中米各界の友好関係者300人余りが参加。出席者は「私が体験した中米の若者の交流」「『5年間5万人』構想と中米人的・文化的交流の展望」という2つのテーマで話し合いを行い、若者による交流の成功に対する願いや、教育交流・協力が先人の跡を引き継ぎつつ未来に向かって新たに出発し、両国に幸福をもたらし、世界に恩恵を及ぼすことに対する期待を次々に表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年12月9日

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