上海南駅がリニューアルオープン
人民網日本語版 2025年01月06日14:41
今月5日7時1分、リニューアルオープンした上海南駅から、高速列車G1305号が広州に向かってゆっくりと出発した。
上海市徐匯区南西部にある上海南駅は2006年7月1日に開業した。6面13線で、駅舎の建築面積は約5万6000平方メートル。地下鉄1号線や3号線、15号線が乗り入れているほか、長距離バスターミナルも隣接しており、上海と他地域を繋ぐ「南の玄関口」となっている。
上海南駅のリニューアル工事は2024年7月1日に始まった。同駅は円形の屋根が特徴で、そこから日光が差し込むため、駅内はゆったりとして開放感がある。リニューアル後、待合スペースの面積は2500平方メートル拡大し、収容人数は9000人に増加した。1日当たりの利用者は40%以上増えて延べ5万人に達すると見込まれており、駅の輸送能力が大幅に拡大した。
待合スペースには、便利なセルフサービスエリアやセルフ充電コーナー、高性能給水・給湯器などが新設された。ビジネスクラスの待合スペースには、アンティークなデスクライトやコップ、ラジオが飾られ、上海ならではの「海派文化」のムードが漂い、「オールド上海」を思い出させる雰囲気が演出されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年1月6日
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