【春節カウントダウン!】シリーズ③ 「豆腐の日」(旧暦12月24日)
人民網日本語版 2025年01月24日08:39
2025年の春節は1月29日。日本では元旦の前に大掃除や買い出しをするが、中国でも春節を迎えるための伝統的な風習が色々あるのを知っているだろうか?中国には北方エリアを中心に、「忙年歌」や「過年謡」と呼ばれる春節前の風習を歌ったわらべ歌のようなものがある。広大な中国だけあって、各地の風習も様々だが、今回はこのわらべ歌をベースに、代表的な風習をピックアップし、7回シリーズで紹介していこう!人民網が伝えた。
縁起を担ぐ「同音ネタ」
第3回は「做豆腐(豆腐の日)」。旧暦12月25日には、豆腐を作る風習がある。また地域によっては、「凍豆腐(凍り豆腐)」や「炸豆腐(揚げ豆腐)」をこの日に作る。今では実際に豆腐を作る家庭は多くないが、年越しに備え、必ず買い揃えておく食材の一つに豆腐がある。
ではなぜ豆腐なのだろうか?それは「豆腐」の中国語の発音が、「全て福」を意味する中国語の「都福」と似ているため。中国ではこうした縁起を担いだ同音ネタがたくさんある。豆腐にもそんな新しい年が素晴らしい1年になることを願う人々の思いが込められているのだ。
春節には豆腐をたくさん食べて福を呼び込んでみよう!(文・イラスト・玄番登史江)
「人民網日本語版」2025年1月24日
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