外交部「ガザはパレスチナ人のガザだ」

外交部（外務省）の郭嘉昆報道官は6日の定例記者会見で、トランプ米大統領のガザを巡る発言について質問に答えた。

【記者】トランプ米大統領が「ガザの住民を移住させ、米国の『所有』にする」との発言を行い、国際社会の反発を招いた。これについてコメントは。

【郭報道官】ガザはパレスチナ人のガザであり、パレスチナ領土の不可分の一部であり、政治取引の材料ではなく、ましてや弱肉強食の対象にはならない。中国はパレスチナ人の民族の合法的権利を断固として支持し、「パレスチナ人によるパレスチナガバナンス」はガザ戦後ガバナンスが堅持すべき重要な原則だと考えており、ガザ住民に対する強制移住に反対する。中国は国際社会と共に努力し、「二国家解決」を根本的な解決策として、パレスチナ問題の早期の公正な政治的解決を推進していきたい。つまり、1967年時点の国境を基礎に、東エルサレムを首都とし、完全な主権を有する独立したパレスチナ国を建設することだ。（編集LX）

「人民網日本語版」2025年2月7日