厳戒態勢を継続　解放軍が南中国海海域で通常の巡航を実施

中国人民解放軍南部戦区の田軍里報道官は12日、南部戦区が南中国海海域で通常の巡航を実施したと発表した。

田報道官は「最近、フィリピンは域外の国々を巻き込んでいわゆる『合同巡航』を実施し、軍事的挑発と世論煽動を通じて、自国による中国の海洋権益に対する不法侵害、南中国海地域の平和と安定の意図的な破壊という事実の隠蔽を企てている。南中国海における中国の領土主権と海洋権益には十分な歴史的および法的根拠があり、いかなる口出しも侵害も許さない。戦区部隊は厳戒態勢を継続し、国家の領土主権と海洋権益を断固として守る。南中国海をかき乱すいかなる軍事行動も完全に掌握している」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年2月13日