中国が「黄岩島領海基線声明」及び海図を国連に寄託

人民網日本語版 2024年12月03日15:53

中国の耿爽国連次席大使は現地時間2日、中国政府を代表して「黄岩島領海基線に関する中華人民共和国政府の声明」及びこれに関する海図を国連側に寄託した。「声明」及び海図は国連のウェブサイトで公表される。中央テレビニュースが伝えた。

黄岩島(スカボロー礁)は中国固有の領土だ。今年11月10日、中国政府は「国連海洋法条約」等の国際法及び「中華人民共和国領海及び接続水域法」に基づき、黄岩島の領海基線を確定・発表した。これは中国政府が法に基づき海洋管理を強化する正常な措置であり、国際法と国際的慣例に合致するものだ。

「国連海洋法条約」に基づき、沿岸国は自国の領海基線に関する海図または地理学的経緯度の表の写しを国連事務総長に寄託することとなっている。今回の寄託は中国が「国連海洋法条約」締約国として条約上の義務を履行する国際的な実践であり、自国の領土主権と海洋権益を守る正当な行為でもある。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年12月3日

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