外交部「中国の専門家が原発汚染水の独立サンプリング・モニタリングのため再び日本へ」

人民網日本語版 2025年02月20日16:52

外交部(外務省)の郭嘉昆報道官は20日の定例記者会見で、福島原発汚染水の海洋放出に対する中国の専門家による独立サンプリング・モニタリングに関する質問に答えた。

【記者】報道によると、福島原発汚染水の海洋放出に対する独立サンプリング・モニタリングを実施するため、中国の専門家が再び日本に行くとのことだが、この件に関する状況は。

【郭報道官】2月19日から21日まで、国際原子力機関(IAEA)の枠組みの下で、中国を含む各国の専門家が福島第一原子力発電所の海洋放出関連施設とその周辺海域を訪れ、放出される原発汚染水と海水のサンプルを独自に採取する。また、海洋生物サンプルの採取にも参加する。これは、日本側が福島原発汚染水の海洋放出に関する約束を実行するための具体的なステップだ。福島原発汚染水の海洋放出に関する国際的なモニタリングと中国による独立したサンプリング・モニタリングは今後も継続され、中国側からも最新の進捗状況をタイムリーに発表する。(編集LX)

「人民網日本語版」2025年2月20日

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