「中国雪梨の里」四川省金川県 小さな果実が1億元単位の産業チェーンを形成

人民網日本語版 2025年04月25日16:41

1人あたり19本の梨の木があり、世界最大規模・自然の状態にある・高標高の雪梨産地であり、雪梨産業の年間生産額は4億2000万元(1元は約19.6円)以上。「中国雪梨(ユキナシ)の里」と呼ばれる四川省阿壩蔵(アバ・チベット)族羌(チャン)族自治州金川県では、小さな雪梨の果実が1億元単位の産業チェーンを形成している。

金川県人民政府の李応軍副県長は、「当県は現在、雪梨の栽培面積が約2800ヘクタールあり、その木は110万本以上ある。かつて皇室に献上された金川産雪梨は、今では中国国家地理的表示製品だ。当県は、四川省省レベル四つ星パークである金川県梨現代農業パークの建設を牽引役として、雪梨産業の質の高い発展を持続的に推進している」と述べた。

さわやかで甘い雪梨はさまざまな製品にも変身していく。ここ数年、金川県はユキナシクリーム、ユキナシドリンク、ユキナシ酒など20シリーズ以上の製品を革新的に開発し、ユキナシ製品の付加価値をさらに押し上げている。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年4月25日

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