中国社会科学院など 2024年版「日本青書」を発表

人民網日本語版 2025年05月01日12:16

4月29日、「日本青書(2024年版)」発表会と日本情勢シンポジウムが北京で開催された。(撮影・陳建軍)

4月29日、「日本青書(2024年版)」発表会ならびに日本情勢シンポジウムが北京で開催された。(撮影・陳建軍)

中華日本学会、中国社会科学院日本研究所、社会科学文献出版社は4月29日に北京で、「日本青書:日本研究報告(2024年版)」を共同で発表した。人民網が伝えた。

2023年以降、地政学の駆け引きが日に日に激化し、グローバルガバナンスシステムは変革の圧力に直面し続け、日本も国内外で厳しい挑戦に直面している。同青書の見方によると、現在、中日関係は過去を継承し未来を切り開く重要な時期にさしかかっている。どのようにして「中日平和友好条約」の精神を発揮し、中日関係を共同で推進し発展させるかが、両国の直面する重要な戦略的問題となっている。同青書の指摘によれば、将来を展望し、中日関係を改善し発展させるために、両国は正しい方向をしっかり把握し、干渉を排除するよう努力し、相互信頼を増強し、溝と矛盾を適切に処理し、より多くのレベルが高く多様化した交流協力を展開しなくてはならない。情勢がどのように目まぐるしく変化しようとも、中日間の4つの基本文書の原則と精神は決して変わることがなく、中日間の4つの原則的共通認識は両国関係の安定と平和発展の原則として必ず遵守しなければならないものだ。また両国間に時に出現する溝と矛盾を適切に処理し、両国関係の発展推進における利益の一致点と共通の行動の課題を見いだすことが、極めて重要だという。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年5月1日

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