国務院新聞弁公室が「新時代の中国国家安全保障」白書を発表

人民網日本語版 2025年05月12日16:34

国務院新聞弁公室は12日、「新時代の中国国家安全保障」と題する白書を発表した。白書は、新時代の中国国家安全保障活動の革新理念、実践と建設的な成果を全面的に説明し、中国の国家安全保障に対する国際社会の認識と理解を増進することを目的としている。新華社が伝えた。

白書は「中国の国家安全保障は党と人民に与えられた重大な責任を断固として履行し、中国共産党の政権党としての地位と社会主義制度を守り、人々の獲得感、幸福感、安全感を高め、質の高い発展を保障し、国家の領土一体性と海洋権益を守り、新興分野の安全・信頼性を確保し、中華民族の偉大な復興の実現のために安全保障面で障壁を築くものだ。中国は発展と安全保障の統合的な計画を重視し、質の高い発展とレベルの高い安全保障の良好な相互作用の実現に努め、開放と安全保障の相互促進と協同的向上を推進している。中国の国家安全保障は改革・革新を原動力とすることを堅持し、体系化とメカニズム化を主軸とし、連携し効率的な国家安全保障システムを整備し、実用的な国家安全保障能力を作り上げる」と強調した。

白書は「グローバル安全保障イニシアティブは人類運命共同体の安全保障分野における実践であり、全体的な国家安全保障観の世界における実践でもある。中国は自国の安全保障と共通の安全保障を統合的に計画し、グローバル安全保障ガバナンスの強化を主張し、『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』というグローバルガバナンス観を実践し、真の多国間主義を堅持し、グローバル安全保障ガバナンスシステムのより公正で合理的な方向への発展を推進している」と指摘した。(編集LX)

「人民網日本語版」2025年5月12日

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