救助され、自分も消防隊員になった四川省の男性
人民網日本語版 2025年05月12日15:18
17年前に四川大地震が発生した当時、まだ6歳で小学校1年生だった張自立さんは自宅が倒壊。中国人民解放軍や消防隊員が設置したテントで、避難生活を送るようになった。
張さんによると、「解放軍の兵士が一緒に遊んだり、歌を教えてくれたりした。そして、『僕たちが来たから、もう大丈夫』とずっと励ましてくれた」といい、その言葉がとても印象深かったという。大人になって、四川省阿壩(アバ)・蔵(チベット)族羌(チャン)族自治州汶川県の森林消防大隊の消防隊員となった張さんは現在、山火事と戦っている。
2022年に、四川省甘孜蔵(カンゼ・チベット)族自治州瀘定県で瀘定地震が発生した時には、張さんは他の消防隊員らと共に被災地に行き、その時に助け出した乳児を抱いて歩く写真が、たくさんのネットユーザーを感動させ、「汶川の兄貴」と呼ばれるようになった。
張さんは、「6歳の時に四川大地震が起きた時、解放軍や消防隊員に助けてもらった。僕もそのバトンを繋ぎたい」と話す。
今年23歳になった張さんは、使命とも言える現在の仕事に打ち込んでおり、「普段から身体能力やスキルを高めていれば、必要とされた時に、勇敢に立ち向かうことができる」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年5月12日
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