上海の老舗がアニメ「聖闘士星矢」の純金フィギュアを販売

上海の老舗ジュエリーブランド「老鳳祥」が最近、日本のアニメ「聖闘士星矢」の24K純金製フィギュアを打ち出し、若者の間で話題を集め、好調な売れ行きとなっている。

写真提供・「老鳳祥」

上海老鳳祥有限公司・市場部の韓婷婷副経理によると、第1陣として販売されたのは、「聖闘士星矢」の中で、12人いる黄金聖闘士（ゴールドセイント）のうちの牡羊座のムウと乙女座のシャカで、「ゴールド」の名の通り、24Kの純金で作られたフィギュアとなっている。フィギュアのほか、ゴールドチャームやペンダント、聖衣（クロス）を入れる箱をデザインしたゴールドクロスボックス型ラッキービーズといった聖闘士星矢シリーズの商品も加えると、ここ2週間の売上高が約1億元（1元は約20.0円）に達しているという。

上海のもう一つの老舗ジュエリーブランド「老廟黄金」のブランド市場部の顧新蕾シニアディレクターによると、若者の市場を開拓するべく、今年は、福・禄・寿・喜・財の5つの幸運をテーマにしたファッショナブルな金のブレスレットを販売して、「Z世代」に幸運を届ける予定という。6月には、「禄」シリーズの新商品発売を予定している。

顧シニアディレクターは取材に対して、「若者はブレスレット系の商品に対する関心が高い。また、その流行の移り変わりは非常に速いので、当社もどんどん新商品を投入していかなければならない」とした。（編集KN）

「人民網日本語版」2025年5月23日