王毅氏が国連「文明対話国際デー」イベントにビデオメッセージ

人民網日本語版 2025年06月11日13:44
王毅氏が国連「文明対話国際デー」イベントにビデオメッセージ

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は10日、1回目の国連「文明対話国際デー」のグローバル・テーマイベントにビデオメッセージを寄せた。新華社が伝えた。

王氏は「文明間対話は平和の紐帯であり、発展の原動力であり、親善の架け橋でもある。国連による『文明対話国際デー』の制定は、文明間対話の推進、人類の進歩の促進という各国の人々の一致した願いに沿うものであり、全加盟国の一致した支持を得た」と指摘。

「習近平国家主席はグローバル文明イニシアティブを打ち出して、全人類共通の価値観の発揚、文明の継承と革新の重視、人的・文化的分野の国際交流・協力の強化を提唱した。これは、文明間対話の促進に向けて中国が払った重要な努力だ」と述べ、文明間対話促進の切り口として次の3点を挙げた。

(1)文明間の平等の守護者となる。各国の人々が自ら選択した発展路線や社会制度を尊重し、文明の衝突を拒絶し、内政干渉に反対し、一方的な覇権を阻止し、平等・尊厳を共に享受する。

(2)文明間交流の実践者となる。文明間対話を通じて、世界的課題の解決の知恵を汲み取り、世界の現代化への道を広げる。中国は2028年の国連「文明の同盟」(UNAOC)グローバルフォーラムの実施を積極的に検討する。

(3)文明の進歩の促進者となる。思想、技術、人材の移動を促進する。人工知能(AI)などの新興技術を活用して文明の継承と革新に助力し、物質的・精神的な共有財産を絶えず豊かなものにしていく。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年6月11日

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