パナマ運河庁責任者の発言について中国外交部報道官がコメント

人民網日本語版 2025年06月12日13:28
パナマ運河庁責任者の発言について中国外交部報道官がコメント

外交部(外務省)の11日の定例記者会見で、林剣報道官がパナマ運河庁責任者の発言について質問に答えた。

【記者】報道によれば、パナマ運河庁の責任者は10日、香港特別行政区の長江和記による運河港売却案件について、「現在の取引構造では、港の所有権が過度に集中する恐れがあり、パナマの市場競争力を損ない、中立性の原則にも合致しない」と述べた。同責任者は「米政府船舶の無料通航を認めることはない」とも述べた。これについて、中国としてコメントは。

【林報道官】長江和記による海外港湾資産の売却に関しては、国家市場監督管理総局と関係当局がすでに複数回発言しており、そちらを参照されたい。

原則として強調したいのは、中国は一貫して経済的威圧と覇権行為に断固反対しているということだ。

特定国の船舶による通航の問題に関しては、中国はこれまでと同様、パナマ運河に対するパナマの主権を尊重し、同運河の恒久的に中立な国際水路としての地位を認めていく。我々は、パナマが主権独立国家として自主独立を堅持し、自国の正当な権益を断固として守ることを支持する。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年6月12日

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