米日豪比防衛相の共同声明に外交部「断固反対」

報道によると、米日豪比の防衛相は5月31日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議（シャングリラ・ダイアローグ）期間中に会談を行い、共同声明を発表し、いわゆる「東中国海と南中国海での中国の力と威圧による一方的な現状変更の試み」に重大な懸念を表明し、中国に対する海上防衛協力を持続的に強化するとした。これについて、外交部（外務省）の林剣報道官は3日の定例記者会見で、「米日豪比はアジア安全保障会議でいわゆる『中国の脅威』を公然と喧伝し、東中国海と南中国海の問題を利用し、地域諸国間の対立を煽動している。中国側はこれに強い不満と断固たる反対を表明し、すでに厳正な申し入れを行った」とした。

林報道官は、「領土主権と海洋権益を守る中国の決意と意志は確固不動たるものだ。中国は、米国とその同盟国に対して、海洋問題での中傷・非難、善悪を転倒させることを止めるよう促す」とした。（編集LX）

「人民網日本語版」2025年6月3日