中国1-5月の中央アジア5ヶ国との輸出入額、前年同期比10.4%増

人民網日本語版 2025年06月16日13:56

中国税関総署が15日に発表したデータによると、今年に入ってから、中国の中央アジア5ヶ国との貿易規模が拡大し続けており、1-5月の輸出入額は前年同期比10.4%増の2864億2000万元(1元は約20.1円)に達して、同期の過去最高を更新した。そのうち輸出額は同5.6%増の1881億8000万元、輸入額は21%増の982億4000万元だった。人民日報が伝えた。

税関がまとめた統計によれば、中国・中央アジア5ヶ国間の輸出入額は2013年の3120億4000万元から24年は116%増の6741億5000万元となり、年平均成長率は7.3%に達して、同期の中国の輸出入全体の年平均成長率を2.3ポイント上回り、中国・5ヶ国間の貿易往来は深化し続けた。

中国は中央アジアとの農業分野における協力のポテンシャルを積極的に掘り起こしており、中央アジアのグリーンで高品質な農産物がますます多く中国市場に進出するようになった。今年1-5月には、中国の中央アジア5ヶ国からの農産物輸入額が同26.9%増の43億6000万元に上り、そのうちカザフスタンからのアマニ(亜麻仁)輸入額は202.1%増、ウズベキスタンからの干しぶどう輸入額は153.7%増となり、キルギスからのはちみつ輸入額は10.9倍も増加した。

高い水準で相互につながるネットワークを構築したことにより、周辺地域での陸路輸送が最適化され、中国と中央アジア5ヶ国との輸出入に占める陸路輸送の割合が今年1-5月には、陸路輸送による5ヶ国との輸出入額が同10.9%増の1436億5000万元に達して、50%以上の割合を維持した。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年6月16日

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