王毅氏が英国のブレア元首相、インドのドヴァル国家安全保障担当補佐官と会談

人民網日本語版 2025年06月24日16:35

王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は23日に北京で、英国のトニー・ブレア元首相、インドのアジト・ドヴァル国家安全保障担当補佐官(中印国境問題インド側特別代表)とそれぞれ会談した。新華社が伝えた。

英国のブレア元首相との会談では、王氏は「中国は、英国が一貫性・持続性・相互尊重に基づく対中政策を実行する方針を打ち出したことを重視している。中国としては、英国と共に両国首脳間の重要な共通認識を実行に移し、中英関係の健全かつ安定的な発展を促進していきたい」と表明。

ブレア氏は「英中関係は非常に重要であり、両国は政府各レベル及び社会各界の対話や交流を強化し、互恵協力を幅広く実施するべきだ」とした。

インドのドヴァル国家安全保障担当補佐官との会談では、王氏は「中国とインドは『互いに発展の機会となり、互いに脅威とならない』『競争相手ではなく、協力パートナーである』との重要な共通認識を堅持し、敏感な問題を適切に処理し、国境地域の平和と安寧を維持するべきだ」と表明。

ドヴァル氏は「両国は長期的かつ戦略的視点から二国間関係を捉え、相互理解・包摂を図り、共通利益を拡大していくべきだ。インドは、中国が上海協力機構(SCO)の輪番議長国としてサミットを成功させることを全面的に支持する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年6月24日

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