王毅氏がイランのアラグチ外相と電話会談
人民網日本語版 2025年06月16日14:50
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は14日、イランのアラグチ外相と電話会談を行った。新華社が伝えた。
アラグチ外相が地域情勢の最新の状況を伝えると、王氏は「イスラエルによるイラン攻撃の後、中国は直ちに公に立場を表明した。中国は、イスラエルによるイランの主権・安全保障・領土保全に対する侵害を明確に強く非難し、イランの高官を標的とし、民間人の死傷をもたらす攻撃に断固として反対し、イランが国家主権を守り、自国の合法的権益及び国民の生命の安全を守ることを支持する。イスラエルの行為は国連憲章の趣旨と原則、及び国際関係の基本的準則への重大な違反であり、特にイランの核施設に対する攻撃は危険な前例を作るものであり、壊滅的な結果を引き起こしかねない。中国は国際社会が正義を主張し、早急に声を上げることを支持する。我々は、イスラエルに影響力を持つ国に対して、平和の回復に向けて具体的な努力を払うよう促す」とした。
さらに王氏は「現在の地域情勢は極めて重要かつ緊迫した局面にあり、中国としてはイラン及び関係各国と意思疎通を保ち、事態の緩和を後押しするために引き続き建設的な役割を果たしていきたい。イランには、中国の機関及び人員の安全をしっかりと確保することを希望する」と述べた。
アラグチ外相は、中国側と意思疎通を保ち、中国の機関と人員の安全確保に全力を尽くす意向を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年6月16日
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