「2025年広西商品博覧会」の記者発表会が東京で開催

人民網日本語版 2025年07月11日10:49

広西壮(チワン)族自治区商務庁主催の「2025年広西商品博覧会ならびに『桂品出海』日本会場」の記者発表会が6日に東京で行われた。(撮影・李鴻楠)

「2025年広西商品博覧会ならびに『桂品出海』日本会場」の記者会見が6日に東京で行われた。(撮影・李鴻楠)

広西壮(チワン)族自治区商務庁主催の「2025年広西商品博覧会ならびに『桂品出海』日本会場」の記者会見が6日に東京で行われ、全体的な日程や内容が正式に発表された。

会場(撮影・許可)

記者会見の会場(撮影・許可)

広西壮族自治区商務庁外貿処の劉玲松副処長、在日中国企業協会の劉旭杰常務理事、RX Japan中国業務責任者の李涛氏、日本中国友好協会の永田哲二元常務理事がそれぞれ発言し、政府の支援、業界団体の連携、展示会という場の活用、民間レベルの友好交流といった視点から、広西壮族自治区の優れた商品を海外にPRする戦略「桂品出海」の日本でのイベントが中日間の経済・貿易協力や地域の連携的発展に果たす積極的な意義について語った。

広西壮族自治区商務庁によると、同自治区は現在、高水準の対外開放を積極的に推進しており、中国ASEAN自由貿易協定3.0及び地域的な包括的経済連携(RCEP)協定といった地域協力枠組みを拠り所に、ASEANや日本など周辺諸国との経済・貿易関係を一層深めている。また、現代的な産業システムの構築を加速させ、在来産業の高度化・スマート化・グリーン化への転換を推し進め、電子情報や人工知能(AI)といった戦略的新興産業を積極的に発展させている。「山紫水明な環境の美」というブランド価値を磨き上げ、省エネ・排出削減や生態文明建設を推し進め、経済と環境の調和ある発展を実現している。今回東京で開催される展示会では、「展示会内展示会」という形式を採用することで、「ものづくりワールド東京」という質の高い展示会基盤と専門的なビジネスリソースを活用し、製造業などの分野における双方間の実務協力をさらに後押しする。

主催側はイベントの「2025年広西商品博覧会ならびに『桂品出海』日本会場」の状況を紹介。(撮影・許可)

主催側は「2025年広西商品博覧会ならびに『桂品出海』日本会場」の状況を紹介。(撮影・許可)

在日中国企業協会の代表は「近年、広西と日本の経済・貿易関係及び人的・文化的交流はますます緊密化している。2024年、広西の日本との輸出入総額は前年比10.8%増の約67億元(1元は約20.4円)に達しており、双方間の協力には大きな将来性がある。今後、協会としてはテーマを絞った交流会やリソースマッチングなどを通じて、広西の企業による日本市場開拓、産業の相互補完及び協力・ウィンウィンの実現を支援していく」とした。

RX Japanの代表によると、「ものづくりワールド東京」は製造業分野において日本で最も規模が大きく、影響力のある専門展示会の一つであり、これまでに37回開催されている。自動化、精密部品、工業用ソフトウェア、スマート製造など各分野をカバーしており、今回は世界30余りの国や地域から1800社以上が出展している。同代表は、「広西は今回初めて独立した展示エリアを設け、広西の製造力を代表する高品質な製品を数多く展示して、広西の製造業のイノベーション力と国際化水準を存分に示していく」とした。

中日友好関係者の代表は、今回の博覧会を通じて両国の産業連携が深まり、両国間の民間友好交流がさらに促進されることに期待を表明した。

記者会見の会場(撮影・許可)

記者会見の会場(撮影・許可)

「2025年広西商品博覧会ならびに『桂品出海』日本会場」は、7月9日から11日まで東京で開催される。自動車及び部品、産業用電気機器、金物・工具、建材・家具、電子技術の5つの展示エリアを設け、50を超えるブースに50社近くが出展し、新エネルギー車、ポータブル遠隔操作荷役作業ロボット、産業用防護装備、スマート医療機器など、「桂品」(広西の製品)の代表的な製造成果を集中的に展示する。会期中には、企業PRなど様々なイベントも同時開催し、出展企業と日本市場との交流・協力の実効性をさらに高める。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年7月11日

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