【イラストで読み解く】「債務の爆弾」となり得る米国の「大きくて美しい法案」

イラスト作成・譚希光（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

トランプ米大統領がこのほど、「大きくて美しい」税制・歳出法案に署名したことで、論争の的だった同法案は正式に発効した。

法案は賛成218票、反対214票という僅差で下院を通過した。「大きくて美しい」法案は、連邦政府支援の削減、長期的な債務の増大、富裕層及び大企業への減税をもたらすため、論争の的となっていた。国際通貨基金（IMF）の報道官は、いわゆる「大きくて美しい」税制・歳出法案について、米国の財政赤字をさらに拡大させると指摘。米国議会予算局（CBO）も、今後10年間で財政赤字を3兆3000億ドル（1ドルは約147.0円）増加させ、すでに高水準にある金利をさらに押し上げると分析していた。

2025年6月時点で、米国の連邦政府債務残高はすでに36兆2000億ドルを突破している。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年7月14日