中共中央が党外人士座談会開催、習近平総書記が重要談話
中共中央は23日、北京の中南海で党外人士座談会を開催し、現在の経済情勢や下半期の経済政策について、各民主党派中央、全国工商業連合会のトップならびに無党派人士の代表から意見や提案を聴取した。習近平総書記が議長を務め、重要談話を発表した。新華社が伝えた。
習総書記は「下半期の経済政策を達成するには、『安定を維持しながら前進』という基本方針を堅持し、新たな発展理念を完全・正確・全面的に貫徹し、新たな発展構造の構築を加速し、政策の継続性と安定性を保ち、柔軟性と先見性を強化し、雇用・企業・市場・予測の安定化に注力し、消費を力強く喚起し、『内巻』(閉鎖的な環境で内部の激しい競争に巻き込まれる状況)を打破し、国内の大循環を円滑にし、『双循環』(国内と国際的な2つの循環)を促進し、年間の経済・社会発展目標・任務の達成、第14次五カ年計画の申し分のない締めくくりを実現する必要がある」と強調。
「上半期において、各民主党派中央、全国工商業連合会及び無党派人士は中共中央の重要な決定と方針をしっかりと押さえ、経済・社会発展における優先度が高く解決が難しい問題に焦点を当て、踏み込んだ調査・研究と建言・献策を行い、積極的に民主的監督を実施して、中国共産党の指導下で団結・協力する政治的責任感と実務精神を形にした」と指摘した。
習総書記は、各民主党派、全国工商業連合会及び無党派人士に希望する点として、次の2点を挙げた。
(1)思想と認識を統一し、広範な共通認識を形成する。中共中央の現下の経済情勢に対する分析判断及び経済政策の基本思想、重要政策・方針を深く理解・把握し、政策の宣伝、疑問の解消、共通認識の形成といった取り組みに一層力を入れ、団結し奮闘する強大なプラスのエネルギーを結集する必要がある。
(2)自らの強みを活かし、質の高い発展を後押しする。責務を履行する中で調査・研究テーマを的確に選定し、様々なリソースや専門シンクタンクを統合的に活用し、より先見性・実行可能性のある意見や提案を打ち出す。全国工商業連合会は、主業を堅守し、実業を強化し、質の高い発展の道を揺るぎなく歩むよう民間経済関係者を導く必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年7月31日
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