人民の知恵を結集し、発展の青写真を共に描く

人民網日本語版 2025年08月05日15:58

習近平総書記はこのほど、第15次五カ年計画(2026~30年)の策定作業に関してネットユーザーから寄せられた意見や提案の検討及び取り入れについて重要な指示を出し、「広く深く民意を把握し、民の声に耳を傾け、民の知恵を集め、中国式現代化を推進するための強大な力を結集し、素晴らしい生活への人民の憧れを不断に実現していく」ことを強調した。新華社が伝えた。

関係者らはこれを受け、習総書記の重要指示の精神を深く貫徹し、一致団結し、真剣かつ着実に取り組み、「第15次五カ年計画」発展の新たな絵巻を共に描いていく考えを表明した。

雲南省鶴慶県第二中学校の楊友松校長は今回のオンライン意見公募活動に積極的に参加し、農村部の教育デジタル化設備・施設不足の補完や、「随伴子女」(農村部からの出稼ぎ労働者である親と共に都市部で暮らす子供)の現居住地での就学政策の最適化などを提案した。今回の指示を受けて、楊校長は「習総書記の重要指示にますます鼓舞された。これからも実際の仕事に立脚して、子どもたちの遭遇する問題や授業の中で浮かんだ提案を適時反映させ、教育強国の建設に微力ながら貢献していきたい」と語った。

広東匯天航空航天科技有限公司は今年に入り、重点分野や要となる部分に焦点を合わせ、イノベーションに一層力を入れ、複数の技術的難題を克服してきた。同社の創業者である趙徳力氏は、習総書記の重要指示に大いに鼓舞されたという。趙氏は「空飛ぶ車は将来の産業において競争が繰り広げられる重要分野だ。先ごろ開催された広東省の『第15次五カ年計画』策定作業に関する民間企業座談会で、当社は低空経済(低空域飛行活動による経済形態)の発展について、企業としての実践に基づいていくつかの提案を行った。関係当局の前向きな反応から、業界の将来の発展への自信が揺るぎないものになった」と語った。

五カ年計画の策定は、国の経済と国民生活に関係してくる。習総書記は、ネットユーザーから寄せられた多くの価値ある意見や提案について、「真剣に検討し、取り入れる」よう関係当局に明確に指示した。

国家発展改革委員会発展戦略・計画司(局)の彭実鋮副司長は「党中央の統一的指導の下、全国人民の知恵と力を結集して五カ年計画を策定・実施することは、中国の政治的優位性だ。我々は習総書記の重要指示の精神を深く学び、貫徹し、第15次五カ年計画の策定過程において、開かれた意見公募と衆知を取り入れることを堅持し、多様な手段やルートを通じて広く意見や提案に耳を傾け、社会の期待、大衆の知恵、専門家の意見、現場の経験を十分に計画に取り入れ、計画の科学性と実行可能性を絶えず高めていく」と語った。

中国共産党福建省寧徳市委員会常務委員・組織部部長の陳恵氏は、「習総書記は『素晴らしい生活への人民の憧れを不断に実現』するよう指示した。我々は人民に幸福をもたらすことを根本的な価値基準として、新時代における党の大衆路線をしっかりと歩み、『党務連絡拠点制度』を細部に至るまで実行に移し、大衆の意見や提案に真摯に耳を傾け、大衆の切実な困難や不安の解消に力を入れ、発展の成果がより良く、より公平に全ての人民にその恩恵を及ぼすようにしていく」と語った。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年8月5日

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