中国、7月末の社会融資規模残高が前年同期比9%増に

人民網日本語版 2025年08月14日16:22

中国人民銀行(中央銀行)が13日に公開したデータによると、7月末、社会融資規模残高が前年同期比9%増の431兆2600億元(1元は約20.4円)に達した。うち、実体経済に対する人民元建ての貸付残高は前年同期比6.8%増の264兆7900億元だった。

増加幅を見ると、今年1-7月期、社会融資規模は累計で23兆9900億元増加した。前年同期比で5兆1200億元増となった。うち、実体経済に対する人民元建ての新規貸付は前年同期比694億元減の12兆3100億元となっている。

信用評価会社「東方金誠」のシニアマクロアナリスト・王青氏は、「7月、社会融資は前年同期比で大幅に増加する流れを引き継いだ。それは、財政投融資の下支えが主な原因だ。7月の新規特別債の発行規模は前年同期比で大幅に増加し、同月の財政投融資の前年同期比を押し上げた。8月の新規社会融資もハイレベルを維持するだろう」と分析している。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年8月14日

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