日本政府閣僚らの靖国参拝について外交部報道官がコメント

人民網日本語版 2025年08月18日11:14

外交部(外務省)報道官は16日、日本政府閣僚らの靖国神社参拝について、記者の質問に答えた。

【記者】8月15日は日本が敗戦し降伏した日だ。日本の石破茂首相が靖国神社に玉串料を奉納し、小泉進次郎農林水産大臣、加藤勝信財務大臣、及び小林鷹之、萩生田光一ら右翼政治屋が靖国神社を参拝したことについて、中国としてコメントは。

【報道官】靖国神社は日本軍国主義による対外侵略戦争発動の精神的な道具にして象徴であり、侵略戦争に対して重大な罪責を負う14人のA級戦犯が祀られている。中国は、歴史の正義と人類の良心に公然と挑戦する日本側の行為に強い不満を表明するものであり、すでに日本側に厳正な申し入れを行った。

今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。歴史を正しく認識し、受け止めることは、日本が戦後国際社会に復帰するうえでの重要な前提条件であり、近隣諸国との関係を発展させるための政治的な基礎であり、それ以上に、日本が平和的発展という約束を厳守できるか否かを検証するための基準でもある。我々は日本側に対して、侵略の歴史を直視して反省し、靖国神社など歴史問題において慎重な言動を取り、軍国主義と完全に決別し、平和的発展路線を堅持し、実際の行動によってアジア近隣諸国及び国際社会の信頼を得るよう促す。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年8月18日

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